(本サイトの記事には、プロモーションを含みます。)
ANAマイルの貯め方を調べていると「みずほルート」という単語がたくさん出てきます。
みずほルートとは、簡単に言えば
ANAマイルを効率よく貯めるためのポイント交換方法です。
通常、Vポイントなどの共通ポイントをANAマイルに交換すると、交換比率は1:0.5です。
直接交換せずに、みずほルートを経由すると交換比率が1:0.7になり、
1.4倍多くANAマイルが手元に残ります。
さらに、ポイントサイトで貯めたポイントもANAマイルに交換できるので、
マイルの貯まるスピードが桁違いに上がります。
- ルートの開通方法
- 交換手順
- 改悪時の対応
について書いていますので、続きは記事をご覧ください。
この記事の概要
- 交換比率が1:0.7、1.4倍多くANAマイルが貯まる
- みずほ銀行の口座、クレカが3枚必要(みずほANA、JQセゾン、他セゾン1枚)
- 移行期間は約1ヵ月、移行上限は月10.5万マイル/年126万マイルまで
<メリット>
- 永久不滅ポイント集約でANAマイルの有効期限を実質無期限にできる
- WEBで交換が完結するので万人向け
<デメリット>
- みずほ銀行口座が必要など、準備や交換に少し時間がかかる
- 常に改悪のリスクはあるので代わりを模索する必要あり
この記事を書いた人
MILE SHIFT編集部
- (2年前)真面目にコツコツ堅実にしっかり現金を管理してケチくさってたつまらん常識人
- (今)ポイ活民、陸マイラー、脱・現金、脱・節約、モノより思い出派になった世間知らず
- ポイ活は年20万ポイント、陸マイルは年20万マイルペースまで成長
- 年会費無料クレカ一択だったサラリーマンパパが複数枚のアメックスを駆使
- 家族とたくさん旅行できる親が増えるように役に立つ情報を執筆中
みずほルートのやり方を解説!クレカが3枚必要
ルートの全体像はこちらです。
ポイントサイトや共通ポイント同士の交換を何回か行って、最後にANAマイルになります。
交換回数が多いので複雑に感じるかも知れませんが、分解して見ていきます。
ANAマイルがどんどん貯められるこのルートの開通には、クレジットカードが3枚必要です。
この点も少しハードルに感じるかもしれませんが、一気にやろうとせずに、
どんなカードを発行するのか確認し、1つずつクリアしていきましょう。
必要なクレカは2枚という情報が主流ですが、交換した先でポイントを使うにはもう1枚必要、と本サイトは理解しています。
JQカードセゾン
- TポイントとJRキューポの交換
- JRキューポと永久不滅ポイントの交換
に必要なのが「JQカードセゾン」です。
JRキューポを貯めたり利用するには、
JQカードセゾンに加え「JR九州WEB会員ID」も必要になりますので、
事前、またはカード申し込みのタイミングでID登録を行います。
JR九州WEB会員IDの登録は、会員登録ページからメールアドレスを登録し、
PWと会員情報を入力するだけで完了です。
カード申し込みキャンペーンは、
たまにポイントサイトに出ますが、最近ではほぼ見かけません。
公式のキャンペーンは九州・山口県在住の方限定、
などの条件で開催されていることがありますので、チェックしてみてください。
JQカードセゾンにはゴールドカードがあり、
インビテーションから申し込むと年会費が永年無料で保有できます。
大和コネクト証券との組み合わせで1.5%のクレカ積み立ても可能になっています。
どうせJQカードセゾンを持つなら和紋のデザインも素敵なゴールドもおすすめしたいです。
アマゾンも特約店なのでポイントも上乗せで貯まります。関連記事をご覧に下さい。
みずほマイレージクラブANA
みずほ銀行がANAマイレージクラブと提携して発行する
「みずほマイレージクラブANA」が必要です。
みずほマイレージクラブANAの発行にはみずほ銀行の口座が必要で、
既に他のみずほマイレージクラブカードを持っていても、
Suica搭載カードは支店で切替手続きが必要になります。
支店で切替手続きをした時、他のブースからも切替手続きの会話が聞こえました
切り替える人が増えているのかも?
「みずほマイレージクラブANA」を持っていると、
永久不滅ポイントをANAマイルに交換する時に優遇レートが適用されます。
交換パターン | 交換後ANAマイル | 交換比率 |
通常の交換 | 永久不滅ポイント200P → 600マイル | 1:0.6(60%) |
みずほマイレージクラブANA | 永久不滅ポイント100P → 350マイル (200P=1,000円相当=700マイル) | 1:0.7(70%) |
みずほマイレージクラブANAで永久不滅ポイントを交換する際、
他のセゾンカード利用で貯まった永久不滅ポイントも合算できます。
セゾンポータルか、アットユーネット、どちらかのサイトで「IDおまとめ設定」を行いましょう。
永久不滅ポイントは有効期限がないので、ポイント集約先としては安心感があります。
ANAマイルに移行すると有効期限3年のカウントダウンが始まりますが、
永久不滅ポイントに置いておくとANAマイルの有効期限を実質無期限にできる効果もあり、
ANAマイラーにとってメリットが大きいです。
「みずほ銀行の口座がない」
「これからポイント交換ルートのために口座開設するのはちょっと・・・」
という場合は、
「ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードセゾン・アメックス」の発行がセカンドベストです。
九州や函館にお住まいの場合は、「ANA VISA nimocaカード」発行でもOKです。
この理由は記事後半で説明します。
永久不滅ポイントが貯まるセゾンカード
他のブログで紹介されているケース、されていないケースがありますが、
JQカードセゾン、みずほマイレージクラブANAの他に、
永久不滅ポイントが貯まるセゾンカードがもう1枚必要です。
(みずほマイレージクラブANAは「UCカード」で、セゾンカードではない点にご注意ください)
JQカードセゾンがあれば、JRキューポを永久不滅ポイントに交換することができますが、
JRキューポを永久不滅ポイントに交換した後、
その永久不滅ポイントを使ってANAマイルに交換するためには、別途セゾンカードが必要と記載があります。
JQカードセゾンしか持っていなくてもこの表示が出ることを考えると、カードが3枚必要と考える方がよさそうです。
みずほマイレージクラブANAは永久不滅ポイント対象のセゾンカード一覧に掲載がなく、
UCカードが発行業務をクレディセゾンに委託しているためUCカード扱いになっています。
(https://www.saisoncard.co.jp/creditcard/lineup/point/?page=1)
そのため、永久不滅ポイントが貯まるセゾンカードを発行する必要がある、というわけです。
お得なセゾンカードは関連記事でも紹介しています。
下記の他にも、セゾンカードはたくさんの種類がありますのでお好みのものを発行して準備しましょう。
関連記事では、年会費無料でおすすめのセゾンパールを解説しています。
セゾンカードデジタルも年会費無料でお得に発行できおすすめできます。
みずほルートを経由した移行上限、必要な日数について
ANAマイルに交換できるポイントには上限があります。
JRキューポを永久不滅ポイントに交換する際に上限があり、
1ヵ月で15万ポイント(10.5万マイル)までが交換上限になります。
1年間で交換できる最大マイル数は、10.5万マイル×12ヵ月=126万マイルになります。
10.5万マイル以上を交換する場合は2ヵ月、3ヵ月と前もって交換を開始しておく必要があります。
さらに、
- 1日~10日の間で5万ポイント
- 11日~20日の間で5万ポイント
- 21日~月末の間で5万ポイント
の交換枠が設定されており、
毎月の14日23:30~翌15日3:00の間は永久不滅ポイントの定期メンテナンスで交換ができません。
ANAマイルに交換するまでに約1ヵ月かかりますので、
マイルを使う時には余裕をもって交換できるよう、
スケジュールを確認しておきましょう。
VポイントからJRキューポに交換(2~4日)
VポイントからJRキューポへの具体的な交換手順を解説します。
まず、メニューから「Vポイントを交換する」に進み「JRキューポ」を選択、
VポイントをJRキューポに交換する申請画面に進みます。
Yahoo!、JR九州WEB会員のログインを済ませると、
交換するVポイントを入力する画面が出ます。
ポイント数を入力し、画像認証を行うと、申請が完了します。
交換完了まで2~4日かかります。
GポイントからJRキューポに交換(2~3日)
GポイントからもJRキューポに交換できます。具体的な手順は以下の通りです。
トップページの「ポイント交換」を押します。
画面の真ん中あたりに検索窓がありますので、
「JRキューポ」と入力し、検索結果の画面で、
「Gポイント → JRキューポ」であることを確認し、
「交換する」ボタンを押します。Gポイント1pt JRキューポ1ポイント(等価)に交換できます。
次の画面で注意事項や、JR九州WEB会員IDをGポイントに初回登録する際の手順を読み、
「JRキューポ(JQ CARD)へ交換する」ボタンを押して、
Gポイントに再度ログインします(セキュリティ措置)。
次に画面で、交換するポイント数を入力し、
確認画面で確認した後「確定する」を押すと申請完了です。
交換手続き申請完了の画面がでて、メールも届きます。
Gポイントのポイント交換手数料はデメリットですが、
ポイ活ついでに交換手数料を無料にする方法がありますので関連記事をご覧ください。
JRキューポから永久不滅ポイントに交換(1~2日)
JRキューポを永久不滅ポイントに交換する手順を解説します。
JRキューポのトップページからログインします。
マイページの真ん中にある「提携ポイントに交換」を押します。
永久不滅ポイントを選択し、スクロールして「ポイント交換申込み」を押します。
JRキューポ5pt 永久不滅ポイント1pt(1:5)に交換できます。
永久不滅ポイントは1ptが最大5円相当なので、価値が目減りするわけではありませんのでご安心下さい。
交換するポイントを入力し、登録したメールアドレスに送付される
認証コードを入力したら「交換申込み」を押します。
これで交換申込みはおしまいです。
JRキューポが還元率1.5%で貯まる「JQエポスゴールド」もサブカードにおすすめです。
永久不滅ポイントからANAマイルに交換(通常2~3週間、最大3~8週間)
永久不滅ポイントからANAマイルへの交換手順について解説します。
「セゾンポータル」アプリのトップ画面から、「永久不滅ポイント」の箇所をタップし、
次の画面で「使う」の箇所をタップします。
カードを選択するポップアップが出ますので、
必ず「みずほマイレージクラブANA」を選択します。
交換先を選ぶ画面で、「カード限定アイテム」を押すと、
ANAマイルとJALマイルが出てくるのでANAマイルを選択します。
ANAマイルを選択すると、説明記載があるので
「100P=350マイル」になっているか確認します。
画面をスクロールし、入力欄に「AMCお客さま番号」、
交換口数(100P=350マイルで「1口」)を入力し「交換」ボタンを押し、
確認画面で確認してから「交換する」ボタンを押すと手続き完了です。
交換までは最大で3~8週間とありますが、
通常のケースでは月末までの申込み分が翌月の20日頃に反映されていますので、
約3週間ほどかかると見ておけば大丈夫です。
みずほルート改悪時の対応はどうする?
過去には、約2年周期で行われてきたANAマイル交換ルートの改悪。
「ルート開通している途中で改悪の発表があったらどうしよう」
と不安に思うかもしれません。
転んでもタダでは起きない陸マイラーの執念はこれからも不滅です!
ルート改悪時の対応について陸マイラーの英知を結集して乗り越えましょう。
ニモカルート(九州、函館限定)
交換比率1:0.7のもう一つのルートに「ニモカルート」があります。
「ANA VISA nimocaカード」を発行し、ポイントサイトからnimocaに集約、
交換機を使ってANAマイルに交換します。
このルートは交換機でのみ交換が可能で、WEBでの交換はできません。
さらにnimoca交換機は、九州や函館の西鉄エリアにしかありませんので、
旅行で行くにしろ、交換までのハードルはやや高いと言わざるを得ません。
交換機がある西鉄地域であれば最有力候補です。
西鉄地域でない場合は、その他の方法を使って交換することになります。
みずほマイレージクラブANAの優遇レートだけ封鎖された場合
「みずほマイレージクラブANA」のカード限定アイテムがなくなった場合には、
「ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードセゾン・アメックス」を発行し、
1:0.625の交換ルートを開通させます。
個別カード単位の「永久不滅ポイント→ANAマイル」優遇が全てなくなった場合
- 「みずほマイレージクラブANA」
- 「ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードセゾン・アメックス」
のカード限定アイテム(優遇レートのANAマイル交換)がなくなった場合は、
永久不滅ポイントの交換ルートで1:0.6で交換することになります。
1つ前の交換行程で、「GポイントやTポイントからのJRキューポ交換」が停止された場合には、
Vポイントを経由して1:0.6で交換することになります。
ANA VISAカードは、ゴールドでも一般でも
ポイントサイトを経由してきたVポイントの交換比率は1:0.6で同じです。
カード利用で貯まる「ANAマイル移行対象Vポイント」の移行レートに差があり、
200円で1ポイント獲得した後、
- ゴールドは1P=2マイル(マイル還元率1%)
- 一般は1P=1マイル(マイル還元率0.5%)
になります。
一般カードでもANAマイル移行手数料の6,600円(税込み)を支払うと
1P=2マイル(マイル還元率1%)になりますが、
Vポイントルートの開通が目的なら、手数料を払わずに保有でいいと思います。
Vポイントプログラム+ANAカードでマイル還元率5%超え?!
三井住友カードを利用すると「Vポイント」が貯まりますが、
このVポイントはANAマイルに交換することができます。
通常の交換レートは1:0.5なので、1Vポイント=0.5マイルです。
ですが、三井住友カードが発行するANAカードを持っていると、
交換レートが1:0.6にアップします。
本サイトはANAPayキャンペーン期間に合わせて一般のANAカードを発行。
え?みずほルートの方がいいじゃないって?
そうなんですが、このVポイントには”強烈に貯まる使い方”があります。
それが「Vポイントアッププログラム」です。
コンビニでスマホタッチ決済(VISAタッチ)で決済すると7%還元。
Oliveのアカウント開設やSBI証券での投信つみたてをしていればさらに上乗せ。
最大20%は無理かもしれませんが、ゆるくVポイント経済圏を使う本サイトでも
9.5%の還元率になっています。
コンビニで使うカードをOliveに固定して、毎月10,000円使ったとすると、
単純計算ですが950Vポイントが貯まります。
950P×0.6=570ANAマイル。
10,000円で570マイルなので、マイル還元率5.7%になっています。
手元のカードは増えますが、年会費2,200円でマイル還元率5.7%はかなり熱いです。
マイルを貯める効率をちょっとでも上げるなら、こういうルートも活用していきたいですね!
三井住友のANAカードはキャンペーンに合わせて発行するとお得です↓
Oliveは三井住友銀行口座をスマホ対応にする仕組みで、無料で移行できます。
ついでにお小遣いもらいつつ関連記事を見て移行しておきましょう↓
交換比率が下がってもポイントサイト経由の陸マイル交換は効率的
たとえ交換比率が1:0.6になったとしても、
ポイント交換ルートを駆使した方がANAマイルは貯めやすいので、
いずれかのルートを開通することをおすすめします。
例えば、先ほどのVポイントからANAマイルへの移行レートを例に考えてみますと、
マイル還元率1.5%の「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」では、100万円利用すると15,000マイル貯まります。
同じ15,000マイルを貯めるのに、
ポイントサイト等で貯めたポイントをVポイントに集約して1:0.6で交換する場合、
25,000ポイントあればOK(1:0.7のレートなら、21,430ポイントでOK)です。
マイル還元率の高いプラチナカードを持っていなくても、
2~4ヵ月あれば100万円利用で獲得するマイル相当のポイントを比較的楽に貯めることができます。
明らかにマイルが貯まるスピードが違うのでここまで交換ルート探索が続き、
また、今後も続いていくのではと思います。
みずほルートのやり方、移行手順、改悪時の対応まとめ
交換比率1:0.7でANAマイルがどんどん貯まる交換ルートについて解説しました。
常に改悪リスクはありますが、突破口はあります。
改悪に対応しながらマイルを貯めて目的を達成しましょう!
まとめ
- 交換比率が1:0.7、1.4倍多くANAマイルが貯まる
- みずほ銀行の口座、クレカが3枚必要(みずほANA、JQセゾン、他セゾン1枚)
- 移行期間は1ヵ月、移行上限は月10.5万マイル/年126万マイルまで
<メリット>
- 永久不滅ポイント集約でANAマイルの有効期限を実質無期限にできる
- WEBで交換が完結するので万人向け
<デメリット>
- みずほ銀行口座が必要など、準備や交換に少し時間がかかる
- 常に改悪のリスクはあるので代わりを模索する必要あり
改悪を見越してGポイントに登録
ルート改悪時にきっと役に立つGポイント。
今のうちから開けておきましょう。
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VポイントからGポイントへの交換は500Vポイント=400Gと、
交換レートが改悪されてしまいました。
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(おまけ)【陸マイラーコラム】なぜみずほルートが必要?交換ルートの歴史
※ここから先は興味あればご覧ください。
一体なぜこんな交換手順を踏んでANAマイルに移行しているのか、不思議に思ったかもしれません。
ANAマイルへの交換ルートは過去何度も改悪されており、その度に新しい交換ルートが先人たちの執念によって編み出されてきました。
過去の歴史としてご紹介するものの、ポイントサイトからの交換ルートが封鎖されただけで、
ANAマイルへの交換自体はできる点にはご注意下さい。
ソラチカルート
「ソラチカルート」は、「ANA To Me CARD PASMO JCB(通称ソラチカカード)」を使い、
ポイントをメトロポイントに集約してANAマイルに移行するというものでした。
交換比率1:0.9という高交換レートでしたが、
2018年にポイントサイト(「Gポイント」、「.money」、「Pex」等)から
メトロポイントへの交換が停止となり、ルートが閉鎖されました。
このルート唯一の弱点は月間の交換上限が20,000Pまでだった点。
その制約もあり年間の交換上限は21.6万マイルまででした。
現在もソラチカカードで貯めたJCBのOkidokiポイントは
変わらずメトロポイントに交換ができます。
東京メトロ沿線に住んでいれば地下鉄乗車でもメトロポイントが貯まるので、
ANAマイルを貯めるエントリーカードとして今も健在、優秀なカードだと思います。
LINEポイントルート
ソラチカルート閉鎖後に主流となったのが新ソラチカルートこと「LINEポイントルート」です。
直接メトロポイントに交換できないなら、
迂回してメトロポイントに交換する。たくましい・・・
このルートの交換比率は1:0.81でしたが、
2019年にLINEポイントの交換先が大きく変更され、
メトロポイントへの交換ができなくなりルートは閉鎖となりました。
月間の交換上限が20,000Pまで、年間の交換上限は21.6万マイルまででソラチカルートと同じでした。
TOKYUポイントルート
LINEポイントルートが閉鎖され、新たなルートとして誕生したのが「TOKYUポイントルート」です。
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」を使い、
TOKYUポイントを1:0.75の比率でANAマイルに交換します。
TOKYUポイントとANAマイルの交換比率に着目し、
TOKYUポイントに集約するルートでしたが、
2022年3月に「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」が、
ドットマネーからのTOKYUポイント交換対象外のカードになったことで、
ルートは封鎖となりました。
ドットマネーからの月間交換上限は100,000Pまで、
年間の交換上限は90万マイルまでとなっていました。
現在もANA TOKYUカードで貯めたTOKYUポイントは変わらずANAマイルに交換ができ、
東急線の沿線に住んでいる場合は、
東急の定期券購入や東急ハンズなどの関連施設利用などでもTOKYUポイントが貯まるので、
ANAマイルを貯めるカードとして、こちらも今なお健在です。
通常の交換比率は60%(1:0.6)
ANAマイラーが上記の交換ルートを使ってきたのには理由があり、
通常のポイント交換では、交換比率が1:0.5~0.6なので、
上記のルートで交換する方が有利だったのです。
貯めたポイントを多くのANAマイルと交換するために、
今一番有利に交換できる1:0.7のルートが必要というわけです。
過去の各ルートと比べ、交換レート自体は低いものの、
- 交換上限が月間15万ポイントまで
- 年間126万マイルまで
交換でき、交換上限は過去最多になります。
オンラインで完結し、万人向けの使いやすいルートになっていますので、
開通した方がANAマイルが貯まります。
以上、おまけの陸マイラーコラムでした。