三井住友プラチナプリファードの損益分岐点が悪化!特典、お得な使い方、Oliveとの違いも1つずつ解決

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(本サイトの記事には、プロモーションを含みます。)

年会費無料で保有できるゴールドカードが増えているなか、

三井住友プラチナプリファードは使い方次第では年会費実質無料で保有できる可能性があります。

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さらに、新規入会キャンペーンで年会費を上回るポイント還元が得られるので、

初年度は年会費実質無料でVISAプラチナの特典を利用できます。

ただ、改悪を控えていることもあり、

今後はより普段でも使うカードにしないと年会費負担割合が増えてきます。

特典と、お得な使い倒し方、損益分岐点などを分析してみましたので、記事をご覧ください。

この記事の概要

  • クレカ積立を併用しても年間300万円以上使わないと年会費が実質無料にならない
    (Vポイントアッププログラムの還元率UPやプリファードストアの利用も必要)
  • 毎月5万円の積立利用時、対象のコンビニ等でひと月約2.6万円の利用でクリア
  • クレカ積立を利用しない場合は、年間200万円利用するか、
  • 対象のコンビニ等でひと月約40,000円の利用が必要で一人だと少し苦しい

<メリット>

  • 初年度は入会後翌々月末までに40万円利用すると40,000P獲得でき実質年会費無料
  • 継続特典、プリファードストア、家族ポイントなどと組みあわせ還元率UP

<デメリット>

  • プラチナカードのサービスで一部利用できないものあり(プライオリティ・パスなど)
  • 国際ブランドはVISAのみ

三井住友プラチナプリファードの年会費を実質無料にする特典とお得な使い方

年会費33,000円(税込み)を実質無料にする特典について解説します。

SBI証券クレカ積立(最大3.0%還元)

SBI証券のクレカ積立用カードの5%は10月10日設定分をもって終了しました。

11月10日以降は還元率が見直されており、さらにカードによってはクレカ積立以外にも最低10万円~カードを使う必要が出てきます。

クレカ積立だけで使っていた(本サイトのような)ケースでは、見直しが必要になってくるかもしれません。

初年度はクレカ積立だけでも赤字にならないかもしれませんが、翌年度以降は積立を除くカード利用金額が、

  • 300万円未満:12,000P(1%)
  • 300万円以上:24,000P(2%)
  • 500万円以上:36,000P(3%)

となっており、クレカ積立だけの利用では12,000Pにポイント還元が減ります。

これまではクレカ積立だけで年会費のほとんどをカバーできていただけに、

毎年の実質的な負担額が3,000円から21,000円に増加するのは痛いですね。

カード単体の還元率を見てみると、10万円枠の場合で一番高いのは、

  • SBI証券×三井住友プラチナ:2%(積立以外で300万円以上利用)
  • 楽天証券×楽天ブラックカード:2%
  • auカブコム証券×auPAYカード:1.0%
  • マネックス証券×マネックスカード:最大0.73%

となっています。

10万円枠を最大の3%還元にするには、クレカ積立以外で年間500万円の利用が必要。

「メインカードにしてょねっ!」という圧をすごく感じますし、

クレカ積立だけで使っている層をいよいよ締め出しにかかってきた感じです。

果たしてどのくらいの人が3%の還元を受けられるのでしょうか・・・

ゴールドで年会費無料の修行済みなら、毎年の10,000Pボーナス目当てに100万円使っているだけで、年会費無料の1.0%還元になるので、代わりはゴールドが有力かもしれません。

カード種別9月10日設定分まで10月10日設定以降
三井住友PP、Oliveフレキシブルペイ(PP)、三井住友カードプラチナ※5%年間利用額(クレカ積立はカウントせず)
500万円以上:3.0%
300万円以上:2.0%※
300万円未満:1.0%※
三井住友カードゴールド(NL)、
OliveフレキシブルペイG、アプラスゴールドカード  他
1%年間利用額(クレカ積立はカウントせず)
100万円以上:1.0%
10万円以上:0.75%
10万円未満:0%
三井住友カード(NL)
Oliveフレキシブルペイ(一般)
アプラスカード with 他
0.5%年間利用額(クレカ積立はカウントせず)
10万円以上:0.5%
10万円未満:0%

プリファードストア(基本還元率1%+6~9%)

「プリファードストア」という特約店があり、特約店のカード利用による還元も手厚くなっています。

ホテル予約の特約店では、Expedia、Hotels.comがあり、

基本還元率1%と合わせてExpediaは最大15%、

Hotes.comは最大12%還元(商品代金5万円以上)になります。

ただし「ホテル代金」のみで、「航空券のみ」・「ホテル+航空券」は対象外です。

航空券を別で買う場合、プリファードストアの還元とどちらがお得なのか確認する必要があると思います。

航空券などを別で手配する人がどのくらいいるかは不明ですが、

「ホテル代金」のみ対象というポイントは押さえておきたいです。

Expediaでは10万円ホテルに使った場合で最大15,000P還元されるので、

宿泊頻度に応じて年会費回収が進んでいくことになります。

一休.comとYahoo!トラベルは特約店終了(2024年2月末以降

その他、対象のコンビニ・カフェ・レストラン、ふるさと納税等で+4%(基本還元率1%と合わせて5%)の還元があります。

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さらに、

スマートフォンによるVISAタッチ決済+6%還元(基本還元率と合わせて7%)

セブンーイレブンでは+9%還元(基本還元率と合わせて10%)

カードでのタッチ決済は1%に引き下げ(上乗せなし)

と変更も出てきています。

この措置により、対象のコンビニ・カフェ・レストランで

スマホのVISAタッチ決済を月に10,000円利用した場合、

還元内容と適用時期コンビニやカフェ、レストラン(月1万円)
7%(1%+6%)(スマートフォンのVISAタッチ決済のみ)
※セブンーイレブンは10%(1%+9%)
700P(年間8,400P)~

年間8,400P~もらえることになります。

ふるさと納税でも対象サイトで+4%(通常の1%+4%で5%)の還元があるので、

10万円利用した場合は年間6,000P(500×12)の還元になります。

その他の店舗でも基本還元率と合わせて2%の還元が受けられるので、

日常シーンでの還元機会が多く、

対象店舗でどんどん使った方がいい場面が増えると思います。

家族ポイントとVポイントアッププログラム併用で(最大20%)

家族ポイントという仕組みがあり、三井住友カードを持っている本会員の家族を登録すると人数×1%(最大5%まで)、

対象のコンビニ・カフェ・レストラン、飲食店での利用で還元されます。

家族ポイントの還元は、

プリファードストアに上乗せされるので還元率を高めることができます。

さらにVポイントアッププログラム(最大+8%)も併用でき、

最大で合計20%の還元率にすることができます。

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Vポイントアッププログラム(+8%部分)の内訳は表のとおりです。

サービス内容上乗せポイント
アプリログイン(Oliveのみ)1%
選べる特典(Oliveのみ)1%
SBI証券最大2%
住友生命最大2%
外貨預金最大2%
住宅ローン1%
SMBCモビット最大1%
  • Oliveへの申し込みが必要な2%
  • 住宅ローン利用の1%
  • SMBCモビット利用の1%などは

SBI証券利用による最大+2%の還元については、

別途、SBI証券Vポイントサービスの登録が必要です。

SBI証券の2%還元内訳

SBI証券の「投資信託買付で対象コンビニ等での還元率+0.5%の特典」は、

下記に改定されています。(2024年5月~)

当月中にVポイント投資で10,000P以上利用 → 対象コンビニ等での還元率+1.0%

NISA口座残高に応じた還元は、50万円以上で還元率+1.0%だったところ、Olive会員かどうかで区分され改定されました(2024年5月~)。

(非オリーブ会員)残高200万円以上 → 還元率+0.5%

(オリーブ会員)残高100万円以上 → 還元率+0.5%

(オリーブ会員)残高200万円以上 → 還元率+0.5%

オリーブ会員なら残高200万円以上で還元率が合計+1.0%になります。

株式購入で+0.5%の特典は廃止されました。オリーブを使っているならSBI証券にクレカ登録しときましょう。

Vポイントプログラム+ANAカードでマイル還元率5%超え?!

三井住友カードを利用すると「Vポイント」が貯まりますが、

このVポイントはANAマイルに交換することができます。

通常の交換レートは1:0.5なので、1Vポイント=0.5マイルです。

ですが、三井住友カードが発行するANAカードを持っていると、

交換レートが1:0.6にアップします。

本サイトはANAPayキャンペーン期間に合わせて一般のANAカードを発行。

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最大20%は無理かもしれませんが、ゆるくVポイント経済圏を使う本サイトでも9.0%の還元率になっています。

コンビニで使うカードをOliveに固定して、毎月10,000円使ったとすると、単純計算ですが950Vポイントが貯まります。

950P×0.6=570ANAマイル。

10,000円で570マイルなので、マイル還元率5.7%になっています。

手元のカードは増えますが、年会費無料でマイル還元率5.7%はかなり熱いです。

マイルを貯める効率をちょっとでも上げるなら、こういうルートも活用していきたいですね!

三井住友のANAカードはキャンペーンに合わせて発行するとお得です。

あわせて読みたい

損益分岐点の試算①:SBI証券でクレカ積立あり

続いて、いくつか仮定を置きながら、損益分岐点について考えてみます。

まず、SBI証券クレカ積立を行う前提で考えます。

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試算条件は次の通りです。

試算条件

  • クレカ積立金額:3万円、5万円、10万円の3パターン
  • クレカ積立以外は、日常決済をメインに想定し、対象のコンビニ・カフェ・レストラン等専用、または対象のスーパー専用で使う
  • 還元率:4パターン
    ①コンビニ等:スマホタッチ決済による+7%(1%+6%)※セブン-イレブンの+10%は反映せず
    ➁コンビニ等:①+Vポイントアッププログラムの+1.5%*を加算した8.5%
    ➂スーパー:2%(1%+1%)
    ④スーパー:➂+Vポイントアッププログラムの+1.5%*を加算した3.5%

    <*SBI証券部分(Vポイント投資+1.0%、NISA口座残高100万円以上で0.5%)の合計>
    (クレカ積立によりクリア可能と判断)
  • 旅行系の最大+15%:加算せず(「ホテル代金」のみ対象で、多くの代理店ユーザーには不向き)
  • 家族ポイントの+5%:加算せず(大多数は上限5%まで登録できないと判断)

少し保守的ですが、より現実的な条件で

どのくらいの金額になるか見てみたいと思います。

結論としては、クレカ積立を毎月3万円以上やり、コンビニ還元専用にすると

損益分岐の金額をクリアしやすくなります。

クレカ積立:月10万円

④対象スーパー専用で使っても月58,333円と、

損益分岐額を単独でクリアするのは少しきつくなってしまう水準に悪化しています。

多くの人は還元が30,000P→12,000Pに下がるので、やはり大きいですね。

1.クレカ積立金額2.Vポイント還元3.年会費残り(33,000-2.)4.還元率5.損益分岐額(3.÷4.)6.ひと月あたり(5.÷12)
10万円×12=120万円300万円未満
→12,000P
21,000円①7%30万円2.5万円
➁8.5%24.7万円20,588円
➂2%105万円87,500円
④3.5%60万円50,000円

➁のVポイントアッププログラムとコンビニ専用の場合は、月2万円弱なので、

このくらいなら何とかクリアできそうな気がします。

この水準以上使わないと赤字になってしまいますね。

クレカ積立:月5万円

④対象スーパー専用で使っても月64,285円になり、

一人暮らしだとちょっとキツイ金額かもしれません。

➁コンビニ等の26,470円なら、日常的に利用していればクリアできそうな気がします。

1.クレカ積立金額2.Vポイント還元(1.×0.05)3.年会費残り(33,000-2.)4.還元率5.損益分岐額(3.÷4.)6.ひと月あたり(5.÷12)
5万円×12=60万円300万円未満
→6,000P
27,000円①7%385,714円32,142円
➁8.5%317,647円26,470円
➂2%135万円11.2万円
④3.5%771,428円64,285円

クレカ積立:月3万円

④対象スーパー専用で月7万円は、家族の人数の影響が出てきます。

対象のスーパーで4人、5人家族の食費や雑貨をすべて賄っているようなケースです。

➁コンビニ等専用にしても月2.8万円です。

これなら家族カードなどと一緒に使えばクリアできなくはない水準なのではと思います。

1.クレカ積立金額2.Vポイント還元(1.×0.05)3.年会費残り(33,000-2.)4.還元率5.損益分岐額(3.÷4.)6.ひと月あたり(5.÷12)
3万円×12=36万円3,600P29,400円①7%42万円3.5万円
➁8.5%345,882円28,823円
➂2%147万円12.2万円
④3.5%84万円7万円

損益分岐点の試算➁:SBI証券でクレカ積立なし

次は、SBI証券クレカ積立を行わない前提で考えます。

結論としては、SBI証券のクレカ積立がない場合は、回収が少し難しくなってきます。

まず初年度ですが、カード利用キャンペーンで入会後、

翌々月末までに40万円以上の利用で40,000P獲得できるため、

40万円の利用が損益分岐点と言えます。

2年目以降ですが、

還元率が一律でないのである程度割り切って考えた場合、

100万円利用する度に、継続特典として10,000Pが積みあがっていくので、

通常の1%還元と合わせて、

200万円利用した場合に継続時点獲得ポイントが40,000P超になり年会費を回収できます。

年間利用額通常還元による獲得ポイント継続特典(累計)継続時点獲得ポイント
100万円以上~200万円未満10,000~19,999P10,000P20,000~29,999P
200万円以上~300万円未満20,000~P29,999P20,000P40,00049,999P
300万円以上~400万円未満30,000~39,999P30,000P60,000~69,999P
400万円以上~500万円未満40,000~49,999P40,000P80,000~89,999P
継続特典上限40,000P

コンビニ等専用、スーパー専用カードとして使う場合

クレカ積立がないケースで、対象のコンビニ・カフェ・レストラン等専用、

対象スーパー専用カードとして使う場合はどうなるでしょうか。

還元率は試算条件の①と➂を使います。

試算条件

  • 還元率:2パターン
    ①コンビニ等:スマホタッチ決済による+7%(1%+6%)
    ➂スーパー:2%(1%+1%)
  • 旅行系の最大+15%:加算せず(「ホテル代金」のみ対象で、多くの代理店ユーザーには不向き)
  • 家族ポイントの+5%:加算せず(大多数は上限5%まで登録できないと判断)

年会費分の33,000Pを獲得する損益分岐額は以下のようになりました。

1.年会費2.還元率3.損益分岐額(2.÷3.)4.ひと月あたり(3.÷12)継続特典
33,000円①7%471,429円39,285円
➂2%1,650,000円137,500円10,000P

さすがにタッチ決済を駆使しても、

対象のコンビニ・カフェ・レストラン等をひと月あたり約4万円使う必要が出てきます。

対象のスーパーでもひと月あたり約13.7万円となり、あまり現実的ではなくなります。

SBI証券のクレカ積立がない場合は、

旅行系の最大+15%(ホテル代金のみ対象)、

家族ポイントの加算(+1~5%)も加算する使い方をする必要がありそうです。

公式ページにシミュレーターがありますので、こちらも合わせてご利用下さい。

三井住友プラチナプリファードのその他の特典、Oliveとの違い

その他の特典やOliveとの違いについて解説します。

次の一覧表でOliveのPP、通常の三井住友プラチナを参考として比較しています。

項目三井住友PPOliveのPP三井住友プラチナ
年会費(税込み)33,000円33,000円
※初年度無料
55,000円
入会年齢20歳以上20歳以上30歳以上
家族カード年会費無料無料無料
ポイント還元率1.0%(100円=1Vポイント)1.0%(100円=1Vポイント)
※ポイント払いモードは0.25%
0.5%(200円=1Vポイント)
※半年間で50万円以上の利用で0.5%分のVJAギフトカード、Vポイント2,500P進呈で実質1.5%)
発行ブランドVISAVISAVISA、Master
継続特典100万円利用毎に10,000Pを継続特典として進呈
(最大40,000P)
SBI証券のクレカ積立還元最大5%(11月以降最大3%)2%
コンシェルジュ〇(VISA提供)〇(VISA提供)〇(三井住友カード提供)
Vポイントアッププログラム最大19倍最大20倍最大19倍
チャージで0.25%還元
※Vポイントアプリ、Visaプリぺ、かぞくのおさいふ
選んだお店で+0.5%
ポイントUPモール
プリファードストア(最大+9%)
海外での外貨決済で+2%
国内旅行保険(家族特約)最高5,000万円最高5,000万円最高1億円
海外旅行保険(家族特約)最高5,000万円
(最高1,000万円)
最高5,000万円
(最高1,000万円)
最高1億円
(最高1,000万円)
お買い物安心補償最高500万円
(免責3,000円)
最高500万円
(免責3,000円)
最高500万円
(免責3,000円)
選べる保険
航空便遅延費用補償〇(国内、海外旅行時)
空港ラウンジサービス○(含む家族カード)○(含む家族カード)○(含む家族カード)
(同伴者1名無料)
プライオリティパス〇(メンバーズセレクションで選択した場合)

三井住友PPは、初年度からお得な申し込み方法がありますので、関連記事をご覧ください

あわせて読みたい

Oliveとの違い

OliveのPPでは、新規入会時、当面の間初年度の年会費は無料になっています。

注意点は、OliveのPPを含め、初年度年会費無料が適用された場合、

新規入会&利用特典の対象にはなりません。

積立がメインならOliveのPPで初年度年会費無料にした方がお得になります。

Oliveプラチナプリファードが三井住友プラチナプリファードと違うところは、

Vポイントアッププログラムが最大20倍

三井住友銀行の口座が必要

の2点で、その他の基本情報では、三井住友PPとOliveのPPは同じと言えます。

続いて、共通の特典の中でまだ紹介していないものを見ていきます。

継続特典(100万円利用毎に10,000P)

継続時の特典として、前年度の利用金額100万円毎に10,000P獲得できます。

上限は40,000P、基本還元率1%と合わせて、

2年目以降は基本2%の還元率にすることも可能です。

年間利用額通常還元による獲得ポイント継続特典(累計)継続時点獲得ポイント
100万円以上~200万円未満10,000~19,999P10,000P20,000~29,999P
200万円以上~300万円未満20,000~P29,999P20,000P40,00049,999P
300万円以上~400万円未満30,000~39,999P30,000P60,000~69,999P
400万円以上~500万円未満40,000~49,999P40,000P80,000~89,999P
継続特典上限40,000P

海外での外貨決済で+2%

海外のショッピングで三井住友PPを利用すると、

日本円に換算した後の利用金額100円(税込)につき2ポイントが追加で付与されます。

海外での利用分は合計3%還元になるので、

海外で決済するVISAブランドの筆頭になりそうです。

海外で外貨決済された利用代金が対象で、国内の加盟店で外貨決済しても対象外になります。

現地通貨と日本円(JPY)を選択できる場合に

日本円を選択しても対象外になるので、あわせてご注意ください。

コンシェルジュ

Visaが提供する「Visaプラチナ・コンシェルジュ・センター(VPCC)」を利用することができます。

コンシェルジュに依頼できるのは、

  • Visa提供の特典、プロモーションの案内
  • パッケージ旅行、航空券、ホテル等の旅行関連サポート
  • レンタカー、レストラン、ゴルフ場予約の案内

となっています。

電話はもちろん、専用サイトからのオンライン利用やLINEにも対応し、利便性は高くなっています。

  • レクサスカード
  • エポスプラチナ
  • UCプラチナ

もVISA提供のコンシェルジュサービスを利用しているので、

VISA提供だから質が劣るということはありません。

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マリーナベイ・サンズ社「サンズ・ライフスタイル プログラム」のステータスマッチ(期間限定)

2023年8月1日(火) ~ 2025年7月31日(木)までの期間限定で、

シンガポールを象徴する複合施設「マリーナベイ・サンズ」の上級会員向けプログラムが利用できます。

三井住友プラチナプリファードは「サンズ・ライフスタイルプログラム(エリート)」が利用でき、

  • 施設内の各アトラクション無料チケット
    (展望デッキ、ミュージアム(アート&サイエンス)、サンパンライドetc…)
  • チケットの割引
    (指定劇場、バンヤンツリー・スパetc…)

などの優待が受けられます。期間中シンガポールを訪れる予定があるれば活用したいですね。

展望デッキ

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サンパンライド

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バンヤンツリー・スパ

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空港ラウンジサービス

国内主要空港とハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジが年中無休、無料で利用できます。

家族会員も無料で利用できますが、同伴者は有料になります。

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手厚い各種保険(利用付帯)

カードに付帯する旅行保険は手厚く、海外旅行保険は家族特約も付帯しています。

保障項目(家族特約)三井住友PP・OliveのPP
傷害死亡・後遺障害国内:最大5,000万円
海外:最大5,000万円(最高1,000万円)
傷害治療費用海外:300万円(200万円)
疾病治療費用海外:300万円(200万円)
救援者費用等海外:500万円(200万円)
賠償責任海外:5,000万円(2,000万円)
携行品損害(免責3,000円)海外:50万円(50万円)
お買い物安心補償(免責3,000円)500万円

お買い物安心補償は、国内・海外でカード決済した商品が故障したり、盗難にあった場合に、

購入日の翌日から200日間、自己負担3,000円で補償が受けられるサービスです。

対象外商品があり、日常的なものではコンタクトレンズや植物、スマホ関係の品は対象外になっています。

主な対象外商品

  • 自転車、サーフボード、ラジコン模型やその付属品
  • スマートフォンやその付属品等
  • コンタクトレンズ
  • 動物および植物
  • 切手、乗車券、チケット類
  • 食料品
  • 他人より委託されて購入した商品

より詳細な情報についてはリンク先の公式ページをご確認ください。

選べる付帯保険

旅行保険はよく付帯しているけど、あまり使わないという場合もあると思います。

複数の付帯保険プランから好きなものを選ぶことができますが、プランを切り替えた場合は、旅行保険は適用されなくなります。

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発行後にOliveに変えたくなったら

三井住友PPを発行した後に、OliveのPPに申し込みたくなったら?

Oliveの各カードは、三井住友カードとは別のカードとして発行されるので、

切替ではなく二枚持ちの状態になります。

二枚持ちだと年会費が二重になるので、三井住友PPは解約になります。

三井住友PPのみで、他に三井住友カードを持っていない場合は、解約するとVポイントが消滅しますので、

Oliveの申し込みを先に済ませておく必要があります。

また、三井住友PPの「新規入会/利用特典」、

プリファードストアなどの特約店などで追加のポイントを受け取る予定がある場合は、

受取後に解約しないと進呈対象外となってしまうので、ここだけご注意ください。

三井住友プラチナプリファードのデメリット

ポイントに特化したプラチナカードなので、

三井住友プラチナや他社のプラチナカードに付帯しているいくつかのサービスは省かれています。

プライオリティ・パスは登録不可

世界148か国、600以上の都市で、

1,400か所の空港のラウンジサービスを利用できるプライオリティパスには登録ができません。

プライオリティ・パスラウンジのサービス

  1. TV、新聞、雑誌、機内誌などの設置
  2. ソファ、ワークスペースの設置
  3. 軽食、アルコール類を含むドリンクの提供
  4. WiFi、電話、FAX、プリンターなどのオフィス機器の利用
  5. 空港のレストラン、ショップ、スパなどで利用できる割引
  6. スタッフによる24時間・年中無休のサポートデスク(複数言語対応) 他

個人で登録する場合、プレステージ会員だと$469(1ドル=150円換算で70,350円)かかります。

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https://www.prioritypass.com/ja

無料付帯するカードもあるので、別に発行した方がいいでしょう。

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ダイニングサービスの付帯なし

コース料理を2名で利用すると1名分が無料になるダイニングサービスは付帯していません。

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サービスとしては付帯しませんが、

還元されたポイントをVポイントアプリを経由してスマホ決済、

カード利用代金に充当、などにより、

VISA加盟店での利用分のうち1人分くらいの飲食代金を相殺でき、

同じくらいの効果を得ることは可能です。

航空便遅延費用補償や手荷物宅配などの無料サービスはなし

航空便遅延費用補償は付帯していません。

飛行機にあまり乗らなければあまり意識することも少ないと思います。

手荷物宅配無料もあると便利ですが、

荷物を前もって送らない場合には気にならないでしょう。

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発行ブランドはVISAのみ

国際ブランドがVISAのみです。

三井住友プラチナはMasterブランドも発行できますが、

VISAが使えない場面はカードが使えない場面だと思いますので、

大きな制約にはならないでしょう。

三井住友プラチナプリファードの年会費を実質無料にする特典とお得な使い方まとめ

SBI証券のクレカ積立の還元が目玉でしたが、2024年の10月以降、ついに改悪が実施されました。

年会費を上回るポイント還元を得るには、カード利用自体を増やす必要があり、

  • メインカードにして200万円以上利用する
  • 家族カードを発行して300万円以上利用してクレカ積立すれば2%還元(24,000P)
  • 対象コンビニ専用カードにする
  • SBI証券のVポイントアッププログラムを適用する

など、メインカードとして使う必要が出てきます。

目安として参考になればと思います。

三井住友プラチナプリファードカード券面

ポイント還元で年会費を割り引きながらVISAプラチナの特典を利用できる特化型カードです。

11月以降は積立メインであればOliveのPPでも1%の還元となり、Oliveゴールドで100万円以上使うケースと還元率が同じになります。

ランクダウンも解約せずに出来るようになったので、この機にOliveに参入するタイミングだと思います。

Oliveの開設方法を徹底解説した関連記事をご覧下さい。

あわせて読みたい

クレカ積立に加え、メインカードとして日常の決済も含めて集約するなら、

還元率を高める使い方がしやすくなりますのでおすすめです。

まとめ

  • クレカ積立を併用しても年間300万円以上使わないと年会費が実質無料にならない
    (Vポイントアッププログラムの還元率UPやプリファードストアの利用も必要)
  • 毎月5万円の積立利用時、対象のコンビニ等でひと月約2.6万円の利用でクリア
  • クレカ積立を利用しない場合は、年間200万円利用するか、
  • 対象のコンビニ等でひと月約40,000円の利用が必要、一人だと少し苦しい

<メリット>

  • 初年度は入会後翌々月末までに40万円利用すると40,000P獲得でき実質年会費無料
  • 継続特典、プリファードストア、家族ポイントなどと組みあわせ還元率UP

<デメリット>

  • プラチナカードのサービスで一部利用できないものあり(プライオリティ・パス付帯せず)
  • 国際ブランドはVISAのみ

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