JCBザクラスとANAJCBプレミアムの9つの違いを比較!マイルとペガサス、どっちを取る?

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(本サイトの記事には、プロモーションを含みます。)

JCBブラックカードのJCBザクラスとANAJCBプレミアムはともに最高峰のカードです。

ANAJCBプレミアムは年会費が77,000円とJCBザクラスを2.2万円上回る仕様になっています。

JCBザクラスのさらに上が?

という期待を抱くかもしれませんが、そういうことではなく、

ANAのプレミアムカードという位置付けで、JCBのプラチナのスペックが合わさったものです。

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この記事では、

あまり比較されることがない、比較する人がそもそも少ないジャンル違いの最高峰カード2枚を比較してみました。

比較しても「正直お門違い」なところもありますが、

マイルの貯まり方には圧倒的な差があることが分かりますので、どのくらい違うのか知っておいても損はありません。

カード検討の一助になれば幸いです。続きは記事をご覧ください。

JCBザクラスとANAJCBプレミアムのスペックを比較

2枚の基本情報を比べながら、差分はどこなのか、

その差分による影響具合について解説していきます。

カード基本情報

カード基本情報を比べていきます。

JCBザクラスANA JCB プレミアム
年会費(税込み)55,000円77,000円
家族カード年会費8枚まで無料4,400円
入会特典10,000マイル
継続特典10,000マイル
ポイント還元率
(2023年まで)
0.5~0.85%1.0~1.125%
ポイント還元率
(2024年~)
0.5~1%1.0~1.125%
マイル移行レート1P=3マイル通常ポイント1P=10マイル(1%)
ボーナスポイント1P=3マイル(0.3%)
マイル還元率最大0.6%最大1.375%
国内旅行保険最高1億円(利用付帯)最高1億円(自動付帯
海外旅行保険(家族特約あり)最高1億円(利用付帯)最高1億円(自動付帯
ショッピング保険
(国内・海外)
最高500万円
(免責3,000円)
最高500万円
(免責3,000円)
ゴルファー保険×
空港ラウンジ○(含む家族カード)
※同伴者1名無料)
○(含む家族カード)
※同伴者1名無料)
プライオリティパス(同伴者1名無料)
※登録は本会員のみ

※登録は本会員のみ
JCB LOUNGE京都の利用
USJ JCBラウンジ
ディズニーリゾートJCBラウンジ×
メンバーセレクション×
グルメベネフィット×
一匙×
国内ホテル優待特別価格プラン、スイート、離れ・特別客室含む×
海外ホテル優待×

入会特典の10,000マイルと継続特典の10,000マイルがあるので、

初年度は2万マイル、翌年度以降は1万マイルが還元され続けます。

一般的に1マイルの価値は2円と言われていますので、

初年度は4万円相当の価値

翌年度以降も2万円相当の価値が還元されることになります。

年会費2.2万円の差がありますが、

こうして見ると実質同じ年会費と考えることができます。

詳細解説の前に、

  • JCBのポイント「OkiDokiポイントプログラム」
  • 還元率テーブル「STAR MEMBERS」

について補足します。ご存知の場合は読み飛ばしてください。

OkiDokiポイントプログラム

JCBのポイントとして、カード利用1,000円につき1PのOkiDokiポイントがもらえます。

JCB提携企業やポイントアップサイト経由でボーナスポイントが付与されて

ポイント還元率が高くなりますが、ボーナスポイントのマイル移行レートは1P=3マイルになっています。

そこだけご注意ください。

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OkiDokiポイントの有効期限は、両カードとも獲得した月から5年間です。

OkiDokiポイントの主な交換比率は以下の通りです。

交換先の一例ポイント交換比率
nanaco1P = 5ポイント
Amazon1P  = 3.5円
dポイント、Ponta、WAON1P = 4ポイント
楽天ポイント1P = 3ポイント
JALマイル(交換手数料なし)1P = 3マイル
マイル還元率0.6%
ANAマイル(交換手数料なし)
※ANA JCB カードのレートは異なる
1P = 3マイル
マイル還元率0.6%
スターバックスカードへのチャージ1P = 4ポイント

JCB STAR MEMBERS

カード利用金額に応じて、翌年の還元率が高まる仕組みがあり、

両カードともプログラムの対象ですが、適用テーブルが異なっています

JCBザクラスは「PLUS」が付く方のテーブルで、来年から還元率が最大2倍(1%)に上がります。

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ANA JCB プレミアムの方は、「PLUS」が付かない方のテーブルで最大1.25倍、

1,000円で2.25Pの付与(1P5円換算で11.25円分、1.125%)になります。

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次のパートでは、9つの差分とその影響について解説を進めていきます。

JCBザクラスとANAJCBプレミアムの9つの差分

2枚のカードの主な差分についてまとめました。

何を重視するのかによって選択のポイントは変わります。

差分の影響に関しては各項目をご覧下さい。

JCBザクラスANA JCB プレミアム
レストラン、ホテルサービス○:優待利用可能×:優待利用不可
家族カード○:8枚まで無料×:4,400円
JCBラウンジ○:ディズニー、USJ、京都○:USJ、京都
年1回のギフト○:メンバーズセレクション○:10,000マイル
マイル還元率×:最大0.6%○:最大1.375%
ANA利用時の還元×:追加還元なし○:ボーナスマイル、付帯サービス
ゴルファー保険○:付帯×:対象外
旅行保険×:利用付帯○:自動付帯
取得難易度×:インビテーション必要○:申し込み可能

差分1:レストラン、ホテルサービス

JCBザクラス 優待利用可能

ANA JCB プレミアム 優待利用不可

JCBザクラスとANAJCBプレミアムは、比べ方で位置づけが変わってきます。

JCBザクラスはブラックカードの位置づけですが、

ANAJCBプレミアムは券面に「JCB Platinum」とある通りプラチナカードの位置づけです。

JCBザクラスとANAJCBプレミアムの大きな差

しかし、JCBプラチナの特典がそのまま利用できるわけでもないので注意が必要です。

一部利用不可の特典があり、特に影響が大きいのがレストラン、ホテルでの優待だと思います。

JCBプラチナに付帯の

「グルメベネフィット」:2名分のコース予約で1名分の代金が無料になるサービス

「プレミアムステイ」:国内、海外のホテル宿泊時に優待(特別プラン等)が受けられるサービス

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上記に加えてJCBザクラスに付帯の

「一匙」:予約困難な人気店、知る人ぞ知る隠れた名店の予約ができるサービス

についてはANA JCB プレミアムでは利用不可となっています。

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影響としては、空港以外での優待活用機会が少なくなるので、

本会員以外にメリットが感じられないことです。

そうすると高額な年会費に対する不満(他の使い方をしたら等)も出てきます。

ただ、この不満は特典の利用がでなくとも、

  • マイルの貯まるレストラン
  • マイルが宿泊に使えるホテル

の利用により多少は払拭することは可能かと思います。

脱線しますが、同じプレミアムカードのうち、

ANA VISAプラチナ プレミアムカードはレストランの特典が利用でき

バランスがいいですが、年会費は88,000円にUPします。

差分2:家族カード

JCBザクラス 8枚まで無料

ANA JCB プレミアム 4,400円

JCBザクラスとANAJCBプレミアムは家族カードが発行できますが、

JCBザクラスが8枚まで無料なのに対し、ANA JCB プレミアムは1枚目から4,400円かかります。

無料の分、JCBザクラスの方が有利と言えるでしょう。

影響としては、

家族カードの利用分は本会員に合算されるので、

STAR MEMBERSのロイヤルαランクを目指すうえでは無料発行できた方が有利と言えます。

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国内の対象空港ラウンジは家族カードも同伴者1名まで無料で利用できるので、

家族の人数が多く、大人数で飛行機移動する場合は、

家族カードが無料で発行できるJCBザクラスの方がメリットが大きいと言えます。

(1人あたり、往復で3,000円~のメリット)

両カードとも家族カードにはプライオリティ・パスが登録できない点は同じです。

海外旅行の際のメリットとしては、旅行保険の保障が家族会員も本会員と同じ内容で適用されるため、

自動付帯のANA JCB プレミアムでも、利用付帯のJCBザクラスでも、

家族カードを発行していた方が安心です。

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差分3:JCBラウンジ

JCBザクラス ディズニー、USJ、京都のラウンジが利用可能

ANA JCB プレミアム USJ、京都のラウンジが利用可能

ディズニーリゾートにあるJCBラウンジは、JCBザクラス会員のみ利用できます。

ディズニーリゾートに行ったときにJCBラウンジを利用したい場合は、

JCBザクラスを発行するしかなく、この影響を払拭する手段はありません。

JCBザクラスのプライスレスなメリットになります。

ANA JCB プレミアムは、USJのJCBラウンジ(フライングダイナソー)、JCBラウンジ京都の利用が可能です。

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(USJのJCBラウンジ)

USJや京都のJCBラウンジであってもANA JCB プレミアムを持っていれば利用できるので、

ディスニーリゾート以外で、旅行時など空港利用以外の恩恵があるので、

ご家族にとっても非常に嬉しいポイントだと思います。

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(JCBラウンジ京都)

差分4:年1回のギフト

JCBザクラス 「メンバーズセレクション」あり(商品により1.5~4万円程度の価値)

ANA JCB プレミアム 継続特典は10,000マイル(一般的に1マイル2円の価値と言われており、2万円程度の価値)

継続特典の差分ですが、両カードとも価値としては同等だと思います。

ただ、元の年会費に差がある分、JCBザクラスの方がお得感は大きめです。

この差分の影響は、マイルに比べると、カタログギフトは「商品を選べる」ので、

選択肢があった方がいい場合はJCBザクラスになります。

メンバーズセレクションの中身については、関連記事をご覧ください。

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差分5:マイル還元率

JCBザクラス マイル還元率最大0.6%

ANA JCB プレミアム マイル還元率最大1.375%

ANA JCB プレミアムは、ANAマイル還元率が高く設定されています。

自動移行コース、マルチポイントコースがありますが、

マルチポイントコースなら好きなタイミングで移行できます。

移行手数料や、移行上限はありません

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1,000円で2P獲得するOkiDokiポイントのうち、

  • 1Pは通常ポイントで10マイル(1%)
  • 1Pはボーナスポイントで3マイル(0.3%)

にそれぞれ移行できます。

基本部分1.0%

ボーナスポイント0.3%

さらに、STAR MEMBERSのロイヤルα(300万円利用で1.25倍)なので、

1,000円で0.25Pもらえ、4,000円で1P、3マイル(0.075%)に移行できます。

STAR MEMBERSボーナス0.075%

4,000円利用時した場合を例に計算すると、

40マイル + 3マイル + 12マイル = 55マイル獲得でき、

還元率は最大1.375%と考えることができます。

基本部分4P × 10マイル =40マイル
STAR MEMBERSボーナス0.25P × 4 =1P =3マイル
ボーナスポイント分1P × 4 =4P 12マイル(1P=3マイル)
合計55マイル

一方、JCBザクラスの場合は、2024年から還元率が最大2倍(+0.5%、1,000円で2P)になりますが、

1Pのマイル移行レートは、

通常ポイント、STAR MEMBERSボーナスどちらも3マイル

なので、同じ4,000円を利用した場合の計算例では、

12マイル + 12マイル = 24マイル獲得でき、

還元率は最大0.6%にしかなりません

基本部分4P × 3マイル =12マイル
STAR MEMBERSボーナス1P × 4 =4P 12マイル(1P=3マイル)
合計24マイル

どのくらいのインパクトがお伝えしたいので例を挙げてみます。

今手元にOkiDokiポイントが2万ポイント溜まっていたとします。

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(端数は非表示)

JCBザクラスだと、1P=3マイルで、合計6万マイルに移行できますが、

ANA JCB プレミアムで貯めていれば、

先ほどの「通常40マイル + STAR MEMBERSの3マイル + ボーナス12マイル = 55マイル」のマイル獲得比率を元にすると、

通常ポイントとして獲得したとみなす72.7%部分(14,545P)は

10マイル移行が可能になり、145,450マイルになっています。

残りはボーナスポイントとして獲得したとみなし、

27.2%部分(5,454P)は1P=3マイル移行、16,363マイルになっています。

なんと合計で161,813マイルです。

同じ2万ポイントを貯めても10万マイルの差がつくというわけです。

ANAマイルに限った話ではありますが、この影響は陸マイラーの感覚だと

なかなか見逃せない差になっているのではないでしょうか。

差分6:ANA利用時の還元

JCBザクラス 追加還元なし

ANA JCB プレミアム ボーナスマイル、付帯サービス

ANA利用時の還元はANA JCB プレミアムが強い領域です。

ANA JCB プレミアムは、ANAの特約店や、ANAサービス利用でマイルが還元されるので、

特約店やANA経済圏に決済を集中させると、さらにマイル還元率を高めることができます。

JCBザクラスで同じツアーや航空券を購入しても、

通常ポイントとSTAR MEMBERSのボーナスしか付きません。

ANAマイルを貯めるうえでは、マイルが貯める機会の多さは貯まる量とスピードに直結します。

ANAマイラーにとっては影響が大きいと言えます。

ANA利用時のマイル還元、ボーナスマイル

ANA JCB プラチナでは、

ANAの航空券を決済すると100円につき3マイル還元となり、マイル還元率が3.0%になります。

また、区間や座席に応じてボーナスが加算され、

区間基本マイレージ × クラス・運賃倍率の50%が上乗せされます。

例えば羽田ー沖縄便の普通席、

スーパーバリュー28で1人分の航空券をANA JCB プレミアムで決済すると、

片道の運賃は16,340円、往復で32,680円になり、3%のマイル還元なので980マイル貯まります。

搭乗によるマイル積算は片道738マイルですが、

50%のボーナスマイルが加算されると1,107マイルになります。

合計すると、

  • 往復航空券の購入:980マイル
  • 飛行機の搭乗:往復2,214マイル

エコノミーでも合計3,194マイル貯まることになります。

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(画像は一例です)

JCBザクラスの場合は、同じ航空券であっても、

  • 往復航空券の購入:163マイル
  • 飛行機の搭乗:往復1,476マイル

合計1,639マイル貯まり、ANAJCB プレミアムとの差分は1,555マイルになります。

1回あたり1,500マイルの差ができるので、

出張や単身赴任の都合で毎月のように沖縄、福岡、札幌など、移動手段にANAを利用する、

またはSFCの修業などによりANAに頻繁に搭乗する場合は、

ANA JCB プレミアムにした方がメリットが大きいでしょう。

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ANA LOUNGEの利用

ANA JCB プレミアムの本会員は、国内線の搭乗時(出発前)にANA LOUNGEを利用することができます。

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羽田空港ANA LOUNGE(本館南)

ANAの上級会員資格か、プレミアムクラスに搭乗する時にしか入室ができないラウンジに

毎回入れる点はANAプレミアムカード保有のメリットです。

JALカードプラチナの場合、カード保有だけではサクララウンジには入れないので、ANAのメリットでもあります。

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羽田空港ANA LOUNGE(本館北)

新千歳、羽田、伊丹、福岡、那覇、の各空港にあるANA LOUNGEは

有料でも利用することができますが、3,000円かかります

  • 成田「ANA ARRIVAL LOUNGE」
  • 名古屋「セントレア エアライン ラウンジ」
  • 関西「ラウンジKANSAI」
  • 宮崎の共用ラウンジ「ラウンジ大淀」
  • 熊本の共用ラウンジ「ASO」
  • 仙台、小松、岡山、広島、松山、鹿児島の各空港のANA LOUNGEラウンジ

は、お金を払ったとしても利用できませんが、

プレミアムカードを持っていれば入室ができます

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成田空港ARRIVAL LOUNGE

1回あたり3,000円として、毎月飛行機で移動する場合は年間で36,000円以上の価値を得ていることになります。

本会員が対象なので、同行者のいる移動や家族と一緒の時には利用しづらいかもしれませんが、

カードラウンジやプライオリティ・パスも使えるので、

1人ではない移動の時でもなんとかなります。

ANA関連サービス利用時の還元

その他、ANA関連の利用でマイル還元率が上がる場面についてもご紹介します。

「ANAマイルプラス」:通常還元に加えて0.5~1.0%の追加マイル付与

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(ENEOSは3月末で特約店から外れます。)

上記の他、ANAマイルプラス特約店を利用すると、

カード利用のポイント付与に加えて、マイルが獲得できます。

全国にある店舗も多く、ポイントとマイルで二重取りしてマイル還元率を1.5~2%にUPできます。

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スターバックスも特約店になっており、

ANAカードでプリペイドカードへのオンライン入金を行うと100円につき1マイル、

Starbucks eGift、Book of eGiftsをANAカードで決済すると100円につき3マイル(3%)付与されます。

「ANAグルメマイル」: 通常還元に加えて2.0%の追加マイル付与

専用サイトに掲載された全国約40,000店の加盟飲食店を利用するとマイルが貯まります。

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https://www.grm.ana.co.jp/
  1. ネット予約(予約人数×30マイル)
  2. 来店時にANAカード・AMCカード(含むデジタルカード)提示
    +マイル積算の申告(100円(税込み)で最大2マイル)
  3. ANAカードでの決済(100円(税込み)で最大2マイル)

店によって(1)~(3)どの特典が適用できるか異なります。

また、他のネット予約サイトの割引プランと併用できない場合もあります。

店舗情報はエリア別に分かれて掲載されていますので、確認してから利用しましょう。

ビジネスクラスチェックイン

空港利用時の特典の最後は、ビジネスクラスチェックインになります。

ANA JCB カードプレミアム(家族カード会員含む)は、ANAの国際線に搭乗する際、

エコノミークラスの利用であっても、

ビジネスクラス専用カウンターでチェックインを利用できます。

最近ではアプリでオンラインチェックインを済ませることもできますが、

同伴者あり、エコノミークラスのカウンターが混んでいる時などには便利だと思います。

ただし利用できるのはANA便のみ、スターアライアンス等のコードシェア便搭乗時は使えません。

差分7:ゴルファー保険

JCBザクラス ゴルファー保険付帯

ANA JCB プレミアム ゴルファー保険なし

JCBザクラスとANAJCBプレミアムの差の一つにゴルファー保険があります。

ゴルフをプレーされる場合は、カードにゴルファー保険が付帯しているJCBザクラスがより行き届いています

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ゴルフの練習、競技、指導中の事故に伴う他人への賠償

プレーヤー自身のケガ

ゴルフ場敷地内でのゴルフクラブの破損・曲損

ゴルフ用品の盗難(ゴルフボール単品の場合は対象外、他のゴルフ用品と同時の場合に限る)

に対し補償が適用されます。

保険項目補償金額
賠償責任最高1億円
傷害(死亡・後遺障害)最高100万円
  (入院)1,500円/日
  (通院)1,000円/日
ゴルフ用品損害最高5万円
ホールインワン・アルバトロス費用(国内)最高10万円

また、ホールインワンやアルバトロス達成の際、

記念品や植樹、祝賀会や同伴キャディへのご祝儀等、

ゴルフの慣習として負担しなければならない費用もJCBが保険で一部を肩代わりしてくれます。

普通にゴルフをされている方(100を切る腕前の方)の場合には影響があると言えます。

うまい方なら、人生で1度や2度、ホールインワンやアルバトロスを達成する場面はありえますので、

カード保有で保険に加入できるのはメリットになります。

だでぃ
だでぃ

だでぃーの周りでも予期せぬホールインワンで冷や汗をかいた当事者はいます

差分8:旅行傷害保険

JCBザクラス 利用付帯

ANA JCB プレミアム 自動付帯

旅行傷害保険は保障金額も最高峰のカードらしく、両者手厚い金額です。

しかし、ANA JCB プレミアムが国内、海外、ともに自動付帯の一方、

JCBザクラスは利用付帯に変更になりました。

JCBブランドのANAカードは、ゴールド以上のANAカードで自動付帯を残しており、今後も守ってほしい特典です。

ANA JCB プレミアムの航空機遅延等の保障については、他のカードとの比較感でよりプレミアムカードらしく、

もう少し強化してもいいように思いますが、

保障を重視する場合は、自動付帯は大きなメリットと言えそうです。

( )は家族特約の金額になります。航空機遅延関連の保険は本会員・家族会員が対象です。

JCBザクラス:利用付帯ANA JCB プレミアム:自動付帯
傷害死亡・後遺障害海外:最高1億円(1,000万円)
国内:最高1億円
海外:最高1億円(1,000万円)
国内:最高1億円
傷害治療費用1,000万円(200万円)1,000万円(200万円)
疾病治療費用1,000万円(200万円)1,000万円(200万円)
救援者費用等1,000万円(200万円)1,000万円(200万円)
賠償責任最高1億円(2,000万円)最高1億円(2,000万円)
携行品損害(免責3,000円、1品10万円限度)100万円(50万円)100万円(50万円)
ショッピングガード保険(自己負担3,000円)最高500万円最高500万円
乗継遅延費用2万円:客室料・食事代2万円:客室料・食事代
出航遅延費用2万円:食事代2万円:食事代
寄託手荷物遅延費用2万円:衣料購入費等2万円:衣料購入費等
寄託手荷物紛失費用4万円:衣料購入費等4万円:衣料購入費等

JCBザクラスの保険も利用付帯にはなったものの、

プレミアムカードと同等の補償内容になっているのでパフォーマンスは高いです。

カードを使う前提であれば、大きな影響はありませんが、

ANAマイルを貯める観点ではANA JCB プレミアムが有利になるでしょう。

ちなみに、JCBブランドのカードはハワイで活躍しますので、

もしご予定のある場合は1枚は持っていきましょう。

ハワイで活躍!JCB!

(1)JCBプラザ ラウンジ・ホノルルの利用
   クーポンや公式アプリも提供
(2)ワイキキトロリー(ピンクライン)
   JCBブランドで1名あたり20ドルが無料(4名まで)

差分9:取得難易度

JCBザクラス インビテーション必要

ANA JCB プレミアム 直接申し込み可能

申し込み方法もJCBザクラスとANAJCBプレミアムの差の一つです。

JCBザクラスは完全招待制カードのため、

JCBプラチナなどを使ってインビテーションを受けないと発行できません

希少性を求めるのであればJCBザクラスは満足度が高いでしょう。

インビテーションの条件などに関しては、関連記事をご覧下さい。

あわせて読みたい

ANA JCB プレミアムはインビテーションなしで申し込むことが可能です。

ただし、審査は少し厳しく、

30歳以上、職業、勤続年数や年収、JCB発行カードのクレヒスなど、JCBの求める基準に達している必要があります。

それでもJCBザクラスに比べると取得難易度の面では発行しやすいと言え、

何年も待つことなく、プレミアムカードを直接申し込みで手に入れることができます。

JCBザクラスとANAJCBプレミアムの比較まとめ

最高峰のカード2枚を比較した結果、本サイトが考える結論は以下の通りです。

JCBザクラスANA JCB プレミアム
レストラン、ホテルサービス:優待利用可能×:優待利用不可
家族カード○:8枚まで無料×:4,400円
JCBラウンジ:ディズニー、USJ、京都○:USJ、京都
年1回のギフト:メンバーズセレクション:10,000マイル
マイル還元率×:最大0.6%:最大1.375%
ANA利用時の還元×:追加還元なし:ボーナスマイル、付帯サービス
ゴルファー保険:付帯×:対象外
旅行保険×:利用付帯:自動付帯
取得難易度×:インビテーション必要:申し込み可能

陸マイラーには不向きでも、やっぱりペガサスはいい

ANAマイルを貯める陸マイラーには、JCBザクラスは不向きと言えます。

一方で、

  • ディズニーリゾートのラウンジ利用
  • メンバーズセレクション
  • レストランやホテルでの優待
  • ゴルファー保険

など、空港以外の場面でバランスの良いメリットがあるJCBザクラスは、やっぱりいいカードです。

インビテーションでしか発行できない完全招待制のカードという点も、

手に入れるまでの年月が不思議な愛着(未練)となって手放せない理由です。

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  • ディズニー好きの家族、子どもを喜ばせたい
  • かわいい孫をディズニーのラウンジ連れて行ってあげたい

など、ディズニーでの特典を目的にするなら、JCBザクラスでしか叶えられないことがあります。

私はこれまでのいきさつからJCBザクラスを選んでいますが、

それがなければ判断は変わってくると思います。

ANA JCB プレミアムはANA経済圏で本領発揮の陸マイラーカード

ANA JCBカードの最高峰だけあって、マイル還元率とANA利用によるマイル積算スピードは相当のものです。

年会費は77,000円かかりますが、ライフスタイルによっては年会費を超える価値を受け取ることができます

同じ2万ポイントを貯めても、10万マイルの差がついてしまうことを知った時の衝撃、後悔は計り知れません

だでぃ
だでぃ

今思うと、ですが

条件がハマるなら、検討しないのはもったいないと思います。

インビテーションなしでも申し込めるので、

今フラットに選ぶなら、キャンペーンを活用して1年試してみてもいかなーと感じます。

キャンペーン実施時期であれば、お得で気持ちの良いスタートが切れます。

関連記事もご覧になってみて下さい。

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