函館観光スポットの記事をクリックいただきありがとうございます。
本サイトはその辺のサラリーマンパパが運営していますが、少し変わっているのはカード利用やポイ活などで陸マイルを貯めているところです。
貯めたポイントをマイルに集約し、飛行機でもあちこち旅行に行くようになりました。
旅先として函館に旅行してみたところすっかり函館が気に入り、それまで飛行機旅行なんて選択肢になかった家族から「また函館行く?」なんてリクエストも出るようになったので、この記事では本サイトが家族旅行で訪れた函館観光スポットを紹介しています。
陸マイルを貯めると飛行機代が浮くので、その分はホテルやお土産、アクティビティなどに回すことができ旅行が充実します。
マイルで特典航空券を取ることもできますし、時間が合わなかったり特典予約がとれなくてもスカイコインに交換して使うことができます。

函館は比較的コンパクトなので、宿泊するホテルを拠点に一日で数か所回ることができます。家族で飛行機旅行を計画している人に是非読んでいただきたいです。
それではお時間の許す限りご覧ください。
本サイトは子連れ旅行ならホテルはセンチュリーマリーナ函館をおすすめします。一択です。
ホテル選びに迷っているなら、宿泊の模様を記事にしていますのでご覧ください。

新館の客室にも泊まってみましたので、気になる方はご覧ください。

函館はコンパクトなので移動もあまり大変ではないですが、子連れの場合荷物がかさばり、ベビーカーなどがあると移動が結構大変になりがちです。
普段はタクシーはほとんど使いませんが、旅行用にとタクシー配車「GOアプリ」を準備していったところ、これがもう、ほんとに便利すぎて神でした。
- 電波があればタクシーを呼べる(外で待たなくていい)
- 行き先を事前に伝えられる(こぼれ話も聞ける)
- 到着時間とナンバーが分かる(自分の呼んだタクシーを見つけやすい)
- 降りる時に支払いが済んでいる(GOペイへのクレカ登録が必要)
- クレカ登録してなくても車中でコードを読み込めば支払い完了
特に冬です。便利すぎてめっちゃ使ってました(Goの思うツボ・・)

新規利用の場合、以下の紹介コードで2,000円分のクーポンがもらえます。
(紹介者2,000円分、新規利用者2,000円分の紹介キャンペーンになります。)
紹介コードは「mf-48y7er」です。
コピペしてご自由にご活用下さい。
青函連絡船「摩周丸」記念館
青函トンネル開通で役目を終えた青函連絡船の記念館は、本サイトの親(1940~1950年代生まれ)より上の世代の方々には馴染み深い存在かと思います。

場所は函館駅から徒歩10分圏内です。
青函トンネルが開通する前、津軽海峡をはさんで青森と函館の間には連絡船が就航していました。
1908(明治41)年から1988(昭和63)年の80年間旅客と貨物を運びましたが、青函トンネルにその役割を引き継ぎ連絡船としての営業を終了。
現在では青函フェリーが一部の航路で1日8往復、函館と青森の間を行き来しています。
記念館のいいところは、連絡船の摩周丸がそのまま記念館として運営されているため、船の操舵室に入れるところです。舵取りや計器類など普段見れない、触れないものがいっぱい。

子どもはもちろん大はしゃぎで、大人(特に祖父母世代)も見ごたえがあります。
本サイトは青函連絡船廃止当時まだ小さかったので、津軽海峡冬景色の歌詞に出てくる連絡船という言葉くらいしか知りませんでしたが、祖父母は連絡船が当たり前だったのでとても懐かしそうに館内を見ていました。
スクリューの大きさにびっくり!

船がそのまま記念館になっているので、エレベーターなどはありません。
もしベビーカーを使って見に行くくらいの子ども連れの場合は、ベビーカーは外に置くか、担いで中に持ち込むかの二択になりますのでご注意ください。
函館山ロープウェイと山頂展望エリア
函館「百万ドルの夜景」を見るため、函館山ロープウェイで函館山に登り夜景を楽しみました。
函館山へは、函館駅からタクシーで20分ほど。または、路面を走る市電に乗り「十字街」で下車して歩いてもトータルで20~25分ほどでロープウェイ乗り場まで行けます。
市電はSuicaやPASMOなどの交通系電子マネーで乗車時にタッチして、降車時にもう一度タッチして精算します。
最近の情報では、函館の夜景は日本三大夜景から外れてしまったそうです。
函館山は昔は「島」で、それがつながって今の姿になったという話(タクシー運転手さん情報)や、函館市民が協力して夜景を作り上げていることを聞けたので本サイトは三大夜景返り咲きを応援しています。
訪問時は函館山の山頂にまだ雪が残っていました。

展望台にはカフェ「ジェノバ」があり、コーヒーやソフトドリンク、軽食も食べれます。
カウンター席で夜景になるまで景色の移り変わりを眺めることもできます。せっかくなので、移り変わりを見ていくことにしました。
夕方、少しずつ暗くなってきて、いよいよ夜景へのカウントダウン!

函館市の皆さんご協力のもと、徐々に明かりがつき始めます。

日没後のマジックアワーにはほとんど夜景に。

夕方6時半を過ぎたころに完全に夜景になりました!この夜景に「ハート」が隠されているそうで、大切な人と一緒に見つけると幸せになれる、という伝説もあるようです。見つかりましたか?

訪問した日は雲海もなく晴れの天気ですごくきれいに見えました。
季節によっては函館山全体に雲海がかかり、登っても一面真っ白ということもあります。お天気をチェックして訪れるといいでしょう。
山頂には写真屋さんがいたので撮影を依頼しましたが、「夜景ばっちり、皆がカメラ目線」のいい写真が撮れました。プロにお願いして良かった!
金森赤レンガ倉庫
金森赤レンガ倉庫は函館駅から徒歩でも15分くらいで行けます。
天気が良ければ散歩ついでに歩いてみるといいでしょう。
赤レンガ倉庫は明治の初めに函館で交易事業を始めた実業家の渡邉熊四郎が金森倉庫を創業し、その倉庫群が現在まで残っています。中は商業店舗が入っているので買い物や食事を楽しめます。
倉庫群は、「BAYはこだて」、「函館洋物館」、「函館ヒストリープラザ」、「金森ホール」の4つのエリアに分かれています。

倉庫の間に運河が流れています。近くにある鐘はいいことがありそうな気がするのでとりあえず鳴らしましょう。

おすすめは函館洋物館にある「函館洋菓子スナッフルス」のチーズケーキ、プリンです。
チーズケーキはもちろん美味しく、一口サイズですがとても満足感のある味です。

チーズケーキはカウンターで食べておしまいですが、奥のレジで飲み物やプリンを買うとテーブルで食べれます。やわらかめでトロトロのプリンが個人的に好みで、美味しくて写真撮り忘れました。
BAY函館に「プティ メルヴィーユ」もあるので、チーズケーキを食べ比べてみるのもいいですよ。チーズケーキを食べ比べるつもりが、ソフトクリームとかパンプキンプリンとかイチゴのクリームサンドとか、色々食べれちゃいます。

イカ釣りの穴場は「自由市場」
函館と言えばイカ。漁のシーズンに行くと夜に港周辺でイカ漁をしている漁船の明かりが見えます。
イカ釣りを体験をしに函館市場に行きました。函館市場はホテルからも駅からも近いので、お土産をたくさん買っても大丈夫!宅配便なども対応しています。
イカ釣り体験で釣ったイカはその場で捌いてもらって食べられるので、食育としてもいいです。
お値段は旬など時期によっても変動すると思いますが、3月訪問時は時価で1,800円。まぁまぁしましたが子どもに体験させたかったのでトライです!

釣れるまでは怖がっていましたが、釣れてしばらく経つともう得意顔に。
釣った後はみんなで新鮮なイカを食べます!
ゲソにお醤油をかけると捌いたばかりで動いて皆びっくり!そのまま踊り食いができます。
函館朝市のイカ釣りは生け簀を囲むように座りますが、釣ったイカが吹いた水やスミがかかることがあるので、少し離れたポジションを選ぶのがポイントです。

函館市場へは駅から徒歩5分も歩けば行けるためとても混雑しています。イカ釣りの順番待ちで2時間なんて日もあるようです。
半ばアトラクション化しているわけですが、子どもが小さく待ち時間がしんどい本サイトのおすすめは、もう一つの市場「自由市場」です。
函館駅からは15分ほど歩きますが、2時間待つよりはいいと思い、自由市場のイカ釣りもやってみました。

こちらのイカ釣りはお値段1,000円でした。夏だとお手頃なのかもしれません。

予想外にも誰も並んでいませんでした!油断して市場を一周ぐるっと見ている間に行列ができていて後悔しましたが、待ち時間は15分くらいでした。
早速トライです。
ちょっとびっくりしつつも大人と一緒に釣ることもできるので大丈夫。

釣ったイカを捌いてもらい美味しく頂きます。

こちらもゲソが動いて踊り食いです。ショウガで食べても肝醤油にして食べてもどっちも美味しかったです。
席も余裕があり、すぐに座れました。生け簀からも離れているので水がかかる心配もいりません。自由市場のイカ釣りは穴場でおすすめです。
五稜郭公園、五稜郭タワー
函館のシンボル、五稜郭公園と五稜郭タワーも訪問しました。函館駅からはタクシーで20分ほど。市電の場合は「五稜郭公園前」駅から徒歩5分くらいです。
入場料はクレカで支払えます。
公演敷地内にある函館奉行所では、幕末期の激動の歴史の一端に触れることができます。
五稜郭タワーに登り、展望フロアから五稜郭の五角形(ペンタゴン)具合を確認。
季節によって表情が変わるので、桜、紅葉、雪景色、それぞれ見て見たくなります。

五稜郭公園は、風が強いので帽子などが飛ばされないように気を付けて下さい。
防止が飛ばされましたが、万一飛ばされてしまっても公園管理の方に救出して頂けるのでご安心ください!慌てずに、まず管理事務所へ行きましょう。
五稜郭タワーには飲食店も入っていて食事も可能です。2階にある「旬華」で天ぷら御膳を頂きました。

元町エリア(旧函館市公会堂周辺)、八幡坂
函館は建築も見どころが多く、独特な雰囲気の街並みですが特に印象的なのは旧函館市公会堂ではないかと思います。

黄色と青灰色の外観で日中でも目立ち、夜にはライトアップされているので遠くからでも存在感が際立っています。
大火による函館市街の消失から市民が立ち上がり、復興のシンボルとして位置付けられた建物です。
市民からの寄付だけでは到底資金が賄えない中、豪商「相馬哲平」が貿易業で築いた私財10億円以上を寄付し、建築に至ったそうです。
アクセスは駅からタクシーで20分ほど。市電ではどつく方面行きに乗り(谷地頭行きは十字街駅で換え)て「末広町」で降りて徒歩10分ほどで行けます。
建物は2021年に補修工事を終えリニューアルされましたが、門柱は歴史が感じられる佇まいです。

壁に映った窓ガラスの影がうねっているのは、手延べガラスによるもので、現在のガラスと違い波打った模様が影になって映ります。

公会堂内では舞踏会なども行われた大広間や、皇太子時代に大正天皇が宿泊・休憩をした部屋などを見ることができます。

漆喰の壁に光が反射して、映画のワンシーンのようないい雰囲気。

旧函館市公会堂周辺には教会や修道院もあり、西洋建築が好きな方はかなり楽しめそうです。
元町カトリック教会はゴシック様式が見られます。中にも入れますが撮影は禁止でした。

周辺を歩くと、まるで外国のような景色が広がる八幡坂があります。

近所にはカフェなどもあって休憩もできます。坂道が多く歩くのは疲れますが、振り替えればどの坂道も海までひらけた素敵な景色になっているので立ち止まって眺めを堪能してみてください。
函館公園こどものくに
見どころたくさんの函館ですが、小さい子どもはやっぱり歩き疲れたり飽きたりしてきます。
そこで、ちょっとした動物園と「日本一古い観覧車」のある函館公園こどものくにを旅程に入れてみるといいです。
昔のデパート屋上の遊園地風(もう通じない?)の園内で、ユーモアとホスピタリティにあふれるスタッフの皆様のおかげで寒くても暑くても子どもは1日楽しめます。
函館駅からはタクシーで15分ほど。市電では谷地頭行きに乗り(どつく方面行きは十字街駅で乗り換え)、「青柳町」駅で降りて徒歩5分ほどです。
入園料は無料です。乗り物は1回350円のチケットを買って乗ります。回数券は8回分で2,500円で300円お得。1日フリーパスは2,800円で8回以上乗ればペイします。
余裕で8回以上乗るので1日フリーパスがおすすめです。
大人が付き添わないと乗れない観覧車とロータリーチェアに乗るには、大人分のチケット・回数券が必要になります。
日本一古い空中観覧車は年季と手作り感が圧巻で、結構ドキドキします。頂上に着くと函館の海が一望でき、風も気持ちよくて癒されます。

またまた手作り感のあるメリーゴーランドやミニ新幹線はやぶさの乗り物、お化け屋敷、パクパクカエル釣り、バズーカ砲シューティングなどなど、フリーパスなら何回でも遊び放題、乗り放題。
機械が古くたってスタッフが楽しんでいればこんなに楽しい時間にできるってことに驚きを通り越して尊敬すら感じてしまいます。
本物の小型ショベルを操作して、ボーリングピンに見立てた目標を倒していく「ユンボ株式会社」は小学生以上の子どもでも夢中になって楽しめると思います。
大人でも結構難しいですが、スタッフの皆さんがタンバリンをもってめっちゃ応援してくれます!クリアすると会社なので役職が付きます。部長、社長目指してトライ!

函館市熱帯植物園
温泉に入るサルの方が有名になっている函館市熱帯植物園も行き先候補です。
市電では最寄りの「湯の川温泉」駅からでも結構距離があるので、行くならレンタカーかタクシーがいいです。函館駅から20分くらいで行けます。
入場料は300円です。
ただ、冬の終わりころに行った時はあまり寒くなかったこともあり、サルも温泉に入らず。
サルは1年中見ることができ、有料ですが餌を買って餌やりもできます。器用に餌をキャッチするサルがいて盛り上がってました。
人間用には足湯もあります。

屋外のサル山から植物園へ。中は半袖になりたくなるくらい暑いので、調節できる服装の方がいいです。中の展示はこれと言ってという感じですが、子ども向けにはちょっとした探検感覚で楽しめると思います。

レンタカーの方が行きやすい観光スポット
函館駅周辺や、市電、タクシーを使えば函館観光は結構楽しめますが、レンタカーを借りると行けるところも増え、より函館の自然や観光スポットを満喫することができます。
レンタカーは空港近辺や駅周辺にもたくさんありますので、1日でもレンタカー移動の日を作ってみてはいかがでしょうか。
ここからのパートでは、レンタカーで行ってみたスポットをいくつかご紹介します。
六花亭(漁火通り店)
チョコレート菓子で有名な六花亭の漁火通り店(いさりびどおりてん)は、タクシーでも行ける距離で、空港からのバスも通る道にあります。

ポイントを貯めた常連しか入店が許されない「六花亭お得意様限定ラウンジ ”極楽”」の「極楽ロール」が漁火通り店の喫茶室なら味わえます。
本サイトも行ってみましたが、訪問時間が遅かったため食べることはできませんでした。
他にもカレーやパンケーキなどが食べられるようでしたので、次は喫茶室でのランチを旅程に組みこんでみても面白そうでした。
六花亭漁火通り店は海沿いに店が建っているので店舗からの眺めが外国のリゾート、ビーチテラスのようで、「なんじゃここは」と震えました。
裏口からはテラスに出て海を眺めることもできるようでした。

2階は喫茶室になっていて、オーシャンビューが目の前にひろがるカウンター席もあります。ただ2名席なので家族連れにはカウンター席はちょっと厳しいかも。

確実にカウンター席(2名×6)に座りたい場合は、オープン前に行った方がいいです。なので、ゆったりランチやティータイムをする方がほとんどなので、特に週末はオープン1陣で入れないと満席状態が続きます。
喫茶室がオープンする前に店舗に行き、階段下にある受付表に名前と人数を書いておきましょう。6番前後であればカウンター席可能性あります。
六花亭 漁火通り店の情報 | – |
住所 | 北海道函館市金堀町9-18 |
電話番号 | 0138-84-6686 |
営業時間 | 10:00〜18:00 ※喫茶室は11:00~16:30まで |
定休日 | 水曜日 |
駐車場 | 26台分 |
支払い方法 | 現金、クレジットカード |
公式HP | https://www.rokkatei.co.jp/ |
SNS | Instagramはこちら twitterはこちら |
最寄りのバス停 | 北海道バス 啄木小公園前 下車徒歩約15分 (函館駅から3つめ、約10分) |
バスでも行けますが、バス停からは1キロくらいありますので、歩きやすい靴で行かれてください。
大沼国定公園
函館駅周辺から車で小1時間ほど北上すると、大沼公園に行けます。文字通り沼地で、大沼と小沼があります。電車では函館本線に乗り「大沼公園駅」が最寄り駅になります。
電車でとことこ行くのもよさそうですが、時刻表しだいかなと思います。
大沼は松島を思わせる風情ある景色を楽しめます。公園内で管理しているスワンボート、屋形船に乗って景色を見ながら水上散歩ができますよ。

大沼国定公園は、「千の風になって」誕生の地だそうです。曲ができた地と言うことで、歌手の秋山さんとのゆかりは特になさそうです。

訪問した時は雲が多かったですが、晴れていれば駒ヶ岳が良く見えそうです。

カフェレストラン「Table de Rivage(ターブル・ドゥ・リバージュ)」
大沼国定公園を出て公園沿いに80mほど行くと、カフェレストラン「Table de Rivage(ターブル・ドゥ・リバージュ)」があります。
湖畔の別荘を思わせる佇まいで、こんな家に住みたいと感じるほど素敵な立地と店内空間になっていました。

大沼沿いに立地していることを活かし、クルーズボートに乗って大沼を周遊しながらランチやティータイムを楽しむことができます。
出航は営業日の11:30と13:00の2回なので、予約が必要です。乗船時間は約40分間あるので、乗船までに余裕をもって準備しておきましょう。クルーズの期間は5月~10月までなので冬は乗れません。
クルーズ船といっても3名×4のテラス席が乗ったイカダのような浮島サイズのボート(素敵さが伝わりにくい語彙力をご容赦ください)で、エンジンが止まると静寂に包まれ、景色とそよ風、それにボートが進む水の音のおかげで時間が止まったような感覚でした。

ランチ、デザート、ドリンクが選べて、我が家はデザートのアップルパイをチョイス。やわらかいりんごとサクサクのパイ生地で食べ応え十分!ブルーベリーのソースも合いました。

大沼国定公園にしか咲かな黄色のスイレンが見れます。駒ヶ岳麓の地質や水質によるものだと思われます。

大沼に点在するこの「島」は、駒ケ岳が噴火した時に飛んできた火山岩でした。これが飛んでくるなんて、想像できませんね。

「千の風になって」誕生の石碑をクルーズ船から見るとこんな感じでした。

営業時間が少し短めですが、クルーズのために訪れる価値はあります。今度はのんびりと料理も食べてみたくなりました。
Table de Rivage(ターブル・ドゥ・リバージュ) 店の情報 | |
住所 | 北海道亀田郡七飯町大沼町141 |
電話番号 | 0138-67-3003 |
営業時間 | 11:00〜15:00 |
定休日 | 火曜日 |
駐車場 | 店舗前 10台前後 |
ランチクルーズ※ | 4,730円 ドリンク付き |
デザートクルーズ※ | 4,250円 ドリンク付き |
ドリンククルーズ※ | 3,350円 |
支払い方法 | 現金、クレジットカード |
公式HP | https://tablederivage.com/ |
SNS | Instagramはこちら facebookはこちら |
最寄り駅 | 函館本線「大沼公園駅」 |
道の駅なないろななえ
道の駅もけっこうありました。大沼国定公園の道中にある「道の駅なないろななえ」は、日本で初めて西洋りんごが栽培された町、そして男爵芋発祥の地である七飯町の歴史も知れて、無知な本サイトは結構楽しめました。
建物は結構あたらしく、トイレもキレイでしたので休憩がてら寄り道するにもぴったりです。

七飯町は男爵芋発祥の地なので、こんなオブジェもあり面白い写真がとれます。

男爵芋の男爵の由来になっているのは川田龍吉氏です。3代目日銀総裁を務めた川田小一郎を父に持ち、父から爵位を継承。函館の風景がイギリス留学時代の恋人ジェニーや一緒に食べたじゃがいもを思い出させ、この地でジャガイモを育て食べたいと思い立ち、試験栽培を続ける中、「アイリッシュコブラー」という種芋が函館の土壌に最も適していることを突き止め、その後の普及に努めたと言われています。

敷地内には無料で入れるミュージアムがあり、七飯町から始まった西洋式大型農機具を用いた西洋農業発展の歴史を知ることができます。

身近な存在であるジャガイモやりんごもさまざまな歴史を背負っていることがうかがえ、気づけば家族が帰りたそうにしている中、ミュージアムに結構滞在して展示を見ていました。
道の駅しかべ間歇泉公園
「一点突破型」の道の駅として、地元鹿部の特産食材をブランド化して地域を盛り上げています。
開業から3年間で100万人以上が訪れているそうです。年間30~40万人、月間で2.5万人くらいの計算になるので結構多くない?と驚きます。
中には昆布だしや海鮮類など地元の食材が並んでいて、昆布だしが美味しかったので購入しました。

一見したところ普通の道の駅なのにそんなに人が来るの?と思っていたのですが、その秘密は敷地内にありました。
入場料を払って進むと、本物の間歇泉が吹き上がる様子が見れます。写真だと伝わりづらいですが結構迫力あります。

10分~15分おきに吹き上がり、時期やタイミングによっても吹き上がりの勢いが変わるので、何回か見ていくといいです。
待ち時間には足湯や敷地内の売店で一息つけます。出汁と一緒に食べる「しかべ焼き」の出汁は道の駅でも売っている昆布だしで美味しかったです。チーズもトッピングできます。

暑い時期にはジェラートジュースもおすすめ。ソーダ味とモカ味が選べます。

ヒグマのはく製もありました。はく製だと分かっていてもちょっと怖い。子どもは後ずさりするレベルw
ここだけじゃないのですが、街のいろんなところに置いてあるってことは、結構いらっしゃるんですね。にしてもデカイ…。

道の駅縄文ロマン南かやべ
函館には縄文時代の遺跡が2つあり、ユネスコ世界文化遺産にも登録されています。そのうちの1つ、垣ノ島遺跡と隣接する道の駅「縄文ロマン南かやべ」に行きました。
函館駅からは車で1時間半から2時間くらいかかりますが、大沼に行った後に回ればそこまで時間がかからずに行けると思います。
駐車場は15台分くらいありました。
建物は結構新しめで、そのためかトイレもキレイでした。道の駅としては売店は小さめですが、その代わりに博物館の縄文文化センターで縄文時代の土器や石器、北海道の縄文文化について知ることができます。

多くの土器や、石器などが展示されています。

教科書などでも写真は見れますが、実物を見たことを思い出してくれればいいなと思います。

北海道初の国宝で、偶然発掘された謎多き土偶「中空土偶」の実物も見れます。

暗い部屋に展示用のガラスケースが浮かび上がり厳かな雰囲気です。ピンボケしてますが。

前側だけでなく、展示では後側、横、下からのアングル、頭の空洞の様子など、写真ではわかりづらいところまで見ることができますので、見たい方は是非。本サイトは特別土偶マニアではありませんが、見に来てよかったです。

世界遺産に登録されている垣ノ島遺跡にも入ることができます。

長期にわたって縄文人が暮らした集落の跡地で、遺跡からは数多くの土器や石器などが出土しているそうです。

土器の発掘体験ができるので、子どもと一緒に発掘体験をしました。ちいさな子どもでも参加できます。

体験は毎日11時と14時からの約40分間開催されており、4~10月の間参加できます。参加費は無料です。発掘体験用に埋められている石器を発掘するコースで、様々な形・大きさの石器について係の人が説明もしてくれました。
説明内容は小さい子だと少し複雑なので、小学校高学年~中学生以上の方が聞いていて面白いかもしれません。
垣ノ島遺跡から車で15分ほど少し離れたところにもう1つの世界遺産「大船遺跡」もあり、帰り道に寄れます。管理棟の手前に駐車スペースがありそちらに停めましたが、少し離れたところにもっと広い専用駐車場もあるようです。
大船遺跡の方が竪穴式住居の骨組みが見れて、子どもでも昔の住まいの遺跡ということを理解しやすいかなと思います。

大きな穴がいくつも空いていて、集落の跡地だったことがわかります。

ガイドの方に詳しく説明をしていただけました。子ども連れだったせいか説明を少し省略してくれていましたので、もっと詳しく知りたい場合はある程度子どもが大きくなってから行くか、大人だけで行くなどした方が面白いと思います。

管理棟の中にも展示があり、遺跡の発掘の様子を記録した映像資料等を見ることができました。
函館観光スポットまとめ
ここまでお読みいただきありがとうございます。
市電、バス、レンタカーを組み合わせると1日でも結構色々なところを回れます。あちこち回るのではなくのんびり過ごしたい場合でも、自然豊かな大沼方面に足をのばせば素敵なお店もたくさんあります。
子どもが喜ぶ遊園地を組み合わせつつ、大人も見ていて楽しめるミュージアムや遺跡にも行ってみると函館の魅力を120%満喫できるのではないでしょうか。
函館市の公式観光サイトもご覧いただくともっと色々紹介されていますので、旅程の参考にされてみてください。本サイトの記事が参考になりましたら嬉しいです。